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宗教

12.01.06

オウム真理教の平田信容疑者が自首した。

17年逃亡した末に出頭したとの事で麻原教祖に対しは「法廷での情けない態度を見て、気持ちが離れた。一緒に撮った写真を5年前に捨てた」と自分自身はオウム教と決別したと弁解したらしいですね。しかし、警察側は麻原教祖の死刑を遅らせるためとの見方をしていて........。

私個人としては、平田容疑者の気持ちが良く分かる気がする。なぜなら私も数年前にグレイトフルデッド教を退会した経験があるからです。教祖様はジェリーガルシア(1995年8月死去)。

 

グレイトフルデッドは1965年サンフランシスコを中心にサイケデリック・ロックのバンドとして人気を得る。独特な曲調はお経の様であり、ガルシア様のギタープレーは天に舞う羽衣の様であり、デッドを好きな人々はデッドヘッズと呼ばれ世界中に広がる。ヒッピーの生き残りとされるデッドヘッズはノアの箱船のごとくグレイトフルデッドのライブに集まる。

当初は数枚レコードを買ってもピンとこない。何年もレコード棚の肥やしと化しているが、何かしらの切っ掛けで好きになったら、もう止まらない。

楽しい時はもちろん悲しい時も苦しい時も、小鳥がさえずる爽やかな朝も、荒れ狂う嵐の夜も、クリスマスも正月もグレイトフルデッドを聞くのである。

デッドを聞きたくて、聞きたくて仕事を休み部屋に閉じこもる。グラビアアイドルのヌード写真を剥がしガルシア様の写真を飾りお香を炊く。1枚7.000円もする貴重なブートレック盤のレコードを買いあさる、その後CDも買いあさる、アメリカに友人を作りライブテープの交換が始まる。写真集も買いそろえる、プロモーターであるビルグレハムに手紙を出しライブチケットを懇願する。世界中から応募された中からチケットが当たり、働いたお金はすべてアメリカ旅行に!(グレイトフルデッドライブに)。

もうデッド以外には何も見えない。勤め先の同僚や上司など現実社会は無に等しく、デッドを理解出来ない人々、デッドを聞いていない音楽ファンは『分かってない』となり、毎日毎日、しろ目を剥いてデッドに酔うのです、気がつくと十何年間、数百万のお金を注ぎ込み朝から寝るまでデッドの音楽に浸り窒息寸前の廃人になっているのです。

 

ジェリーガルシアの死後、数年が経ちいつの間にか呪縛が薄れ自分自身で『もう脱会した』と区切りを付け壁に貼られた教祖様の写真を剥がすのです。本当に肩の荷が降りるのです。もう、毎日デッドを聞かなくて良いのです。宗教とはそういう存在ではないでしょうか?

年内にどうしても自首したかった、被災地を見て心が変わった、5年前の麻原教祖の写真は捨てた、、、、、。僕には分かる気がするのですが、真実はどうでしょうか?

 

改心しての自白であってほしいと望みます。犠牲になった多くの罪のない人々のために!

 

注:グレイトフルデッドは健全なアメリカのロックバンドであり宗教団体ではありません。

LOVE&PEACEがモットーであり人に危害を与える様な事は絶対ありません。

 

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