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鎌倉ロコマート&ガーデンが日々の出来事、お知らせ等を綴るコラムコーナー

 どこの行楽地行くにも、混雑は嫌だ。

よって宿泊は平日と決めている。

食事会場は静かにゆっくり食せるし、帰りの際もロビーでのチェックアウトもならばずにすむ。

とりわけ露天風呂に寿司詰め状態は何としても避けたい。

 

日頃の天邪鬼な宿泊計画の甲斐あって、本日宿泊旅館は老舗旅館であるにもかかわらず空いておる。

大浴場への館内の長い道のりも人には合わず、エレベーターでも人と遭遇せず、旅館のお宝の展示場など眺める人は皆無であり、小さなお土産売り場もひっそりと。

望みどうり露天風呂は無人であり貸切状態。

暗闇に灯る庭園灯にゆらゆらと湯煙が舞う。

 

温泉の温度も42度ぐらいであろうか?絶好の状況であり、気分を良くした小生は、湯船の脇に置かれたオールのような湯もみを持ち出し、適温にもかかわらず湯もみ開始.....誰もいないので。

やがてそれも飽き、湯に浸かり目をつぶってみたり、TVで見るような三流女優が手ですくって肩などにかける仕草を真似てみるが一向に間が持てない。

いっちょう大声で鼻歌でも歌ってやるか?と思いきや隣の女風呂に聞こえるのはまずい。

 

無人の大浴場の奥にあるここ露天風呂.............日頃の喧騒も忘れ.....湯に浸かる.......湯船の中は大の字の我が身がゆらゆらと水中で揺れる。ちょっと金魚運動などもしてみる。

 

そうこうしていると、いつの間にやら恐怖心が芽生える.......僕は幽霊のほとんどは女と言ういメージなので、男風呂に出るのも女の幽霊と身勝手な判断をするのも自然な流れである。

 

女の幽霊は裸であるなら全く怖くない、逆に望むところだ。

 

しかし、旅館であるため浴衣姿に黒髪を解き、露天風呂の樹木の陰にひっそりと......一番怖い姿ではないか、、、小生、勢いよく湯船から飛び出し、大急ぎで内風呂へ避難し脱衣所へまっしぐら、そのとき内風呂の柱の陰に足のみ発見、「見ちゃった!」とうとう見ちゃった!

 

次の瞬間、二つ折れになっていた青年の身体が頭を洗い終わったのか?通常の人間の姿勢に戻る。

大浴場の内風呂にいつのまにか人がいたのだ。

 

『おどかすな』と背中に喝!!

 

その後、ロビーにて、自分自身で作るのを売りにしているソフトクリームをご購入。

要領を得ない小生を見かねロビー係の中年男性が手伝ってくれた。

夜静かな旅館のロビーで我ら中年男2人仲良く、手に手をとって一つのソフトクリームを作る。

いつになく、侘しさ漂う甘くないソフトクリームであった。

 

翌朝、やはり露天風呂に僕一人。青空に鳥のさえずり、春を感じる気持ちよい入浴である。

こんなところ、幽霊出るわけねーよ。

 

やはり空いている旅館はいいね......ほどほどにね。

まだまだ寒くて人の出足が少ないのかなぁ。

 

*人というのは、ほどほどにいた方が良いんですね。そだね〜。

昼間の桜祭りも強風のため楽しみにしていた露店屋台も少なめ、観光客もまばらなため盛り上がりに欠けたが、空いている屋台では、鹿の刺身 生わさび丼 をのんびり堪能。

イノシシ串焼き 下仁田ネギ焼き 大判焼き もう、何でも食べちゃうぞ〜。

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