[鎌倉ロコマート&ガーデン]スタッフ、日々のひとことです。


  ワイキキの事は、ワイに聞き(2)

雨降る寒い中、人気のない町で身体を震わせながら一人寂しくシェイブアイスを食べる。
『随分遠くに来たもんだ』と故郷を思い出す程寂しかったハレイワタウン。
もはや、その面影は無く今や観光バスにて此処マツモトシェイブアイスを食べにくると言うのだ。
その昔でも、シェイブアイスを食べなくてはとの思いで雨降る中、寒さをこらえ食べたものだが......今では数えきれない位のデザインのTシャツがあり、全てにありがたみが薄れる結果となってしまって、日本に帰る頃にはマツモトへ行った事など記憶も薄れるほど観光化されてしまった。

同じシェイブアイスでもお隣のアオキシェイブアイスは、全く人気がなく閑古鳥も泣かないくらい客が入らない。
同じ食品を扱って此の差は、僕だったら、屈辱的 挫折感 絶望感 敗北感で居たたまれなくなると思われる。
店番には年老いた日系のシワ深く肌黒いお婆さんとアロハを着た白髪のお爺さん。
しかし、人情に弱く、正義の味方であり、まれに見る人の良い僕はマツモトでは食べない、絶対アオキで食べる。となり、マツモトに車を置きアオキに入店。(違反)
この戦は、知人の松本と青木の比較にも思いが及ぶ。
ちなみに、知人の松本と青木はまったく双方に面識は無いし、趣味至高含め何ら接点も無い。

入店すると、閑散とする店内。
店番には年老いた日系のシワ深く肌黒いお婆さんとアロハを着た白髪のお爺さんの姿は無く、おそらくハレイワNO.1の美女(白人20歳前後?)が店番をしている。バイトか?
彼女に愛嬌があれば島全体でもかなりの高ランキングだと思うのだが.......残念。

アオキストア全員に屈辱的 挫折感 絶望感 敗北感が染み込んでいるせいで愛嬌がまったくないのか?
売り上げを伸ばそうと言う気持ちはサラサラない。
これはアメリカ本土でも言える事だが、アメリカ人はお客様に手もみをしない。
お客様は神様ではない。
日本人なら誰でも感じる事で.........。

マツモトとアオキの差は何か!?
それは言うまでもなく歴史の差でありアオキ1981年開業に対し、マツモトは1951年の開業とあり、アオキも『勝たなくてもよいので、おこぼれ頂戴』程度の開業かも知れないので同情はいらないのかもしれない。

建物は古くムード満点だが歴史は古くない的な、金さえあれば歴史も作れる的な鎌倉,京都辺りの金儲け主義の商売とは異なる事は、店員の無愛想で察知できる。
無愛想も時には効を奏すのだね。
もっとも、1981年開業からすると30年余り経つのだが、『30年の歴史なんて』と思う僕は歳老いたと言う事である。

かくして武士の血を引き、強きを倒し弱気を助ける拙者の心意気は空しくハレイワの青空へ消えたのだった。

*アオキのシェイブアイスのフレーバーは自家製で20種類以上。
 アイデアだけでは歴史に勝てないのですね。
*ご承知の通り、車まで焼くシュリンプワゴン『マッキーズ』の海老は美味い!
*ハレイワで一番の光景は、大波とトラックの荷台で焼くフリフリチキン(写真)
 だよね!
*大昔、サーフィン映画で見たハレイワシアターは無くなって久しいが、ピンクの橋 は昔と変わらぬ風景となっているハレイワタウン。だよね!




  ワイキキの事は、ワイに聞き(1)

久しぶりにワイキキに着た。
この街は不思議な物で、それなりにホテルなどが増えているのに景色が変わらない。
カラカウア通りが一方通行になった事は別として。

三十数年前に泊まったホテルも、全く変わらず営業している。
当時もワイキキのホテルの中に置いてもかなりのボロであったが、そのボロさも昔のままで、僕はタイムスリップしたかの様である。
調べてみると1963年に新築、1998年改築とある。
僕が贔屓にしていた頃は1970年代であるので、その後改築した事になる。
はて?何処を!?
少なくともシミだらけの絨毯や音の大きなエアコン、スプリングの堅いベット 雨漏り サニタリー等の修理であろうか?
少なくとも外見は全く変わらない。

海岸線に建つこのホテルの鉄製の手すりはなぜサビないのであろうか?
湘南地方の海岸線は自転車を筆頭に鉄という鉄を買ったそばからサビさせる強力な潮害がある。
このワイキキには潮害が全く見られない、たいして手入れしていない樹木も潮害を受けている様には見えない。
街路樹の葉っぱも塩を冠っていない。
舐めてみても塩は感じない。

ワイキキは海上は風がけっこう吹くと思うのだが........海水を舐めてみるとかなり薄い塩味である事が分かる。
開口健ならばオシッコ程度の味と言うであろうか。

一方、湘南の海水は咳き込む程、しょっぱい。
ちょっと手を加えれば塩ラーメンも作れるのではないか?と言うぐらい味がある。
この差が潮害に影響あるのではないだろうか?

それがどうしたの?と言われれば、特に何もありませんが.........。
我々、園芸家には大きな問題となる場合があるのです。
対策や結論は企業秘密となる訳ですが..........。

夜のワイキキは随分と健全になった。
一昔前は、カラカウアでもクヒオでも、ストリートガールが街に溢れ、眺めるだけでも楽しかったし、ドラックも街に溢れていた。
毎日、フラフラしていると彼女らと挨拶する様になり、決して後ろ指刺される様な人達ではないと知る。

 白いミニスカートの金髪 黒いホットパンツの黒人 赤いハイヒールの金髪
 黒髪のポリネシアン 見るからに本土から来た田舎者娼婦 宇宙ムード娼婦 

みんな流れ流れてこの島にたどり着いたのだろう..........みんな何処へ消えたのだろう。
幸せになったのだろうか?
まだ此の島にいるのだろうか?
 
時代なのか?僕の行動範囲が変わったのか?今ではその種は裏街道に隠れている。

爆音を鳴らし観光客を乗せる輪タクも数年前からかいなくなった。
輪タクがないせいか、音楽業界が低迷しているせいか町に音楽が無い。
町に音楽が無いから行き交う人々のテンションはバラバラであり、町にお祭り気分が無い。
マイケルジャクソンがデビットボウイがTOTOが街を歩く人のリズムを作る事は無くなった。(時期によりラジオから流れるヒット曲は異なる)
音楽がなくてもワイキキは楽しい。

物が溢れている日本に住む我々は、買い物の新発見が無い。
ハワイで流行った物が半年後、日本で流行るなんてのは昔話しである。

新発見は無いがどの国民よりも買い物が多い日本人。

小生、セール品ジーンズ$16 Tシャツ3枚 トランクス1枚購入。
買わないのが美学の旅もある。

*写真の様な手すりはサビが無いか確認後、ムードを出そう。落下注意。








  『ライ麦畑でつかまえて』

読書の秋にと買い込んだ文庫本はことごとく読む気にならず、ベットの横のナイトテーブルで山積みになっている。
本屋で立ち読み時に物色している時は、おもしろそうな本も家に帰ると『なんでこんな本買ったんだ?』となる場合もある。
この種の本は二度と読む事がない。
では、どんな本が購入しても読まないか?と言うと、自分の趣味の範囲であっても読まれない本もあるが、題名だけで買う場合や、新しい分野を切り開こうと購入した自分本来の趣味以外の本が読まれないと結論に達したのだが..........。

読書の秋でもないのに、自分の趣味範囲以外でも、今、出会う本、出会う本、面白い。
レンタルビデオと同じで『当たる!』とハズレるまで借り続ける様に、本は買い続ける、そして読む時間が追いつかず、購入した時から時間が経ち『なんでこんな本買ったんだ?』となる。
書店で平積みであっても我が家では山積みになる場合もあり、芥川賞でも直木賞でも哀川翔(ダジャレです)でも僕の感性に左右される事になる。

本屋と言うのは、大型店 小規模店に関わらず店内に一歩入った瞬間、さまざまな分野の本が隙間無く陳列されている。
それは人生の縮図であり、輝く様な人生を歩む人にも、月明かりにひっそりと暮らす人にも、暗闇で息を殺して暮らす様な人にも、参考になる情報がある。

お産から幼稚園に入園する準備から少年マンガ ゲーム攻略本 中学高校の部活系 音楽雑誌やファッション雑誌 世界の地図 美術 エロ本 冠婚葬祭 育児 旅行記 料理 人生論 囲碁 歴史本 健康本 マネー 出世の方法 老後 葬式 墓石の選び方............
この世に生命を受けてから棺桶に入るまでの、人生において体験するであろう事柄の全てがある。
体験しないであろう情報も数えきれないほどある。
水着ギャルがウインクしてくれるのも本の表紙だけだ。

この膨大な知識を売っている店員が全知全能の神ではないのが不思議である。

書店員がブタ顔のおばちゃんやモグラめがねのオヤジだから、我々、凡人が哲学書 歴史本 政治経済などの威厳ある本も臆する事無く買えるわけである。
売り子がイエスキリストや哲学者の風貌であったら、欲しい本をレジに持って行けない状況も発生する、レンタルエロビデオ→カウンター美女〜やむを得ずレンタルせず!の状況となるので、書店のレジは印象に残らない風貌な人が良い。

僕は読書家ではないが、それでも今までに段ボール数箱の本を処分してきた。
これぞと言う本だけは本棚に殿堂入りさせて知的なインテリアになっている。
昨日1月27日 JDサリンジャーが亡くなった。
言うまでもなくアメリカ人の青春バイブル『ライ麦畑でつかまえて』の作者である。

僕の本棚にも永らく『ライ麦畑でつかまえて』が静かに他の殿堂入り本と共に並んで我が家の威厳に一役かっている。
数十年ぶりに手に取った『ライ麦畑でつかまえて』は、表紙はスレやシミ、ページをめくるとすっかり黄ばんでしまっていた。
1976年発行とある。1976年もずいぶん古い時代になってしまったのだ。
数ページ読んでみる...........。
まだ、古本の匂いはしないが...........ヘソクリも挟まっていない。

サリンジャーは他の作品も含め、主役は10代~20代の微妙な世代のエゴ 慈善 慈愛 見栄 嫌悪感 偏見 願望 繊細 弱さを巧みに描いている。

70年代、ロック 長髪 サーフィン 夜遊び 徘徊 の日々に明け暮れる若い僕にはうってつけの本であったと言いたいが、青春まっただ中の世代には理解されないのが世の常であり、無関心 無感動を売りにしている僕等にはサリンジャーはちょっと難しかった。
じゃぁなんで『ライ麦畑でつかまえて』読んだの?と聞かれれば、
僕等のバイブル『イージーライダー』の主役ピータフォンダは『弟そのものだ』と姉であり女優のジェーンフォンダが本のインタビューに答えていたので、慌てて購入した訳です。

『ライ麦畑でつかまえて』を読んで変わった事?
その後、時代が変わり、おしゃれなパン屋にライ麦パンが店頭に並ぶ様になり、僕はライ麦パン好きなんだよね〜とトレイに乗せ、何もかも分かってるフリをする中年になった事。

*本当はライ麦の味もまったくわかりません。
 本の内容も忘れたな〜、もう一度読み直すか!の気持ちも正直ありませんが、僕の 本棚の主役である事に変わりはありません。
 次に手に取る時は古本の匂いになってる事でしょう。
 
*書物は自分の現在置かれている感情が、良い本も、つまらぬ本も作るのですね!
 
 『ライ麦畑でつかまえて』初刊は1951年
  いまでもアメリカ人は読み続けているとか.......。
  ご冥福を祈ります 合掌。






  今更ながら

横浜中華街 金龍飯店 ある日の昼食。

北京ダックに始まり、フカヒレスープ 酢豚 四川風マーボー豆腐 あんかけ焼きそば 五目チャーハン ちまき 春巻き 焼き餃子 シュウマイ 締めにネギソバ
デザートに杏仁豆腐×2 タピオカミルク ウーロン茶 生ビール
以上。
食べ杉田カオル。(ダジャレです)

その後、腹の周りの皮が避ける痛みに遭遇。
出産まじかの妊婦のごとく腹を抑えながら中華街を歩く、もちろんジーンズのフックは食事中にはずし、ベルトも二つ穴位は緩めてあるが、腹がパンパンの為ジーンズは脱げない。
身動き出来ず有料駐車場内から出発出来ず陽の当たる車内で仮眠で爆睡。


城ヶ島 港屋。
ある日の夕食 入浴後。

アオリイカ活き造り カワハギ活き造りの一品料理。
大トロ 中トロ 生ウニ ハマチ 石鯛 サザエ刺身 アジの活き造りの舟盛。 
まぐろかま照り焼き いか塩辛 茶碗蒸し おしんこ盛り合わせ お椀 ご飯大盛 ご飯おかわり半分。お茶×3杯 ビール。

満腹のため畳で横になる。

その後、葉山にてコーヒー プリン。

正月の食べ過ぎに加え、冬休み中、完全に食べ過ぎた(食べ杉田カオル、食べ杉田ジローでも可)

もう、食欲止まらず!
食べても食べてもまだ食べたい。
食べてる最中に、次のメニューを見る。
食べ終わるとデザートが食べたい。
デザート終わるとコーヒー飲みたい。
コーヒーを飲み終わると水を飲みたい。

どうにか、爪楊枝を使い食事終了となる。

次は眠気が我慢出来ない。
食事の終盤から眠気が襲ってくる。
PCに向かってもマウスを握ったまま睡魔に襲われる。

起きると何か口さびしい。
ちょっと間食出来る食べ物を物色。
盗みに押し入った空き巣の状況。

ろくに稼ぎも無いのに、こんなに食べて罰が当たらないか?
食い盛の中高生ならいざ知らず、我々は、老け盛りの中高年なのだ。
働かざるもの食うべからず!........中高生の頃よく、母に言われたものだ。

中華街はあれだけ食べても、葉山のコーヒー&プリンとほぼ同額の¥1.680也
正義の味方だ。
鳩山さんみたいな金持ちには食わせね〜。

正義の味方の金龍飯店ランチバイキングは、はたして採算があうのだろうか?
醤油 ラー油 からし 酢もたっぷり使用した。
小さいビニール袋入りのラー油をお持ち帰りする人もあるだろう。
当然、割り箸も使用する。
人件費 光熱費.........経営者に申し訳ないが、おいしく食事をさせていただいた。
経営者の努力に頭が下がる。
城ヶ島では、イヤミのない接客サービスに頭が下がる。
葉山ではプリンにこだわる研究に頭が下がる。

今更ながら、美食&満腹は幸せなり。
我々も頭を下げられる位、企業努力しなければ。
うなだれて頭は下がっているのですが......今更ながら反省です。











  さよなら正月

待ちに待った夢の様な正月休みは、アッと言う間に終わった。
万人がそうであろうが寝正月空けの仕事はつらい。
僕みたいな怠け者にとっては、食っちゃ寝、食っちゃ寝、くだらないテレビをゴロ寝して観て、虫の息ほど弱っているフラフラの駅伝ランナーを観て「こいつはダメだな、足が上がってないもん」と酷評する自分が幸せである。
朝寝朝酒朝湯が許される正月は聖地であり、「正月元旦から仕事で〜す、頑張ってま〜す」なんて言う人とは、とても一緒に暮らせない。

正月はいつも見慣れている風景が新鮮である。
いつもより風景に鮮度が有る。
風景が白っぽい。
日当ぼっこをしている猫も正月ぽい。
破魔矢を背中にさしているオヤジ、人生に陽があたったことはない私服のおばちゃんも、おみくじを引く。
幸すくなさそうなカップルもマフラーをして暖かそうだ。

「今年は、よい事があるごとし/元旦の朝、晴れて風無し」石川啄木

そして波があり、サーファーは海へ繰り出す。

よーし、今年も頑張るぞ〜、皆さん宜しくお願いします。

*わが町、鎌倉は書道、茶道や華道教室の祭事やら、呉服屋も比較的多い町であり、普段でも着物姿を見かける事があるほうだと思う。
しかしながら、今年の正月は晴れ着姿が殆ど観る事が出来ませんでした。
どうやら、着物離れが深刻化したと昨日テレビで報道されていた。

来週は成人式、女性の皆様!是非 是非 着物を着て下さい。
男達の願いだ!中年オヤジの願望だ! 美しき日本!
そういえば、コマ回し 凧揚げ ましてや羽根つきは、まったく見かけなくなりましたね。
やっこ凧に新聞紙切って足付けるなんてやりましたね〜。

*なんせ筆無精の僕がコラム2回も更新するなんて、精神的にも 時間もゆったり、過ごせる正月は大好きです。
さよなら正月!さみし〜〜〜い!!






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